花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

紅葉と夕焼けは美味しそうな色をしている

子どもの頃、オレンジとピンクのクレパスを混ぜて色を塗るのが好きだった。クレパスというのは、クレヨンと色鉛筆を足して二で割ったような画材だったと思う。その色は空気の澄んだ日の夕焼けの空にもどこか似ていて、美味しそうな色だった。

今日、紅葉の木々の中に、同じ色を見つけた。なんとなく、新しい秋の美しさに気付けたようで、気分がいい。
色を見て秋を感じるのは多くの人にとってきっと普通のことなのだろうけど、僕にとっては意外にも新鮮な感覚で、これも一つの新しい発見だ。明日からもこんな風に、日々少しずつ変化を感じて生きていくことができたらいいなぁ。