花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

もしかして:すきやき

今週のお題「恋バナ」

僕はすきやきという言葉がどのような料理を指すのか、わからなくなることがある。

昔話をしよう。
まだ僕らが若者で、ガラケーを持っていた頃の話だ。

メールでは機種に依存する絵文字と顔文字で感情を表していたし、切れ目のないLINEでのやり取りと違って、一通の中にも物語があった。

メールの最後には、「—END—」という表示があった。ガラケーのメール画面を思い出してみてほしい。
当時の携帯は画面も小さくて、スクロールしないで表示できる範囲はごく限られていた。

ある日、仲のいい女の子から、こんなメールが届いた。


 すき
 ——— END ———
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 やき。
 ——— END ———

流行っていたのか、冗談なのか、あるいは本気だったのかは知らない。

その女の子は数年後に年上の男性と結婚して、今は幸せそうにしている。

これが恋バナなのかどうかは、大人になった今でも正直わからない。
僕は多分、かなりちょろい。だからきっと、恋バナだったのだろう。


それから月日は流れ、僕は多分、少し歪んでしまった。
今は声を大にして言いたい。

リア充爆発しろ!

自己観察日記 #2

 あらゆる行為には何かしらの目的がある。これはどうやら確からしい、と僕は感じている。

 本を読むという行為を日課にしたい、と昨年末の僕は考えていた。そして、今年に入ってからしばらくの間は、ほぼ毎日、本を読む日々を送っていた。
でも、その行為の目的が何かをあらためて考えたとき、本当にこれで良いのかという疑問が浮かんできた。本を読むとき、僕は知識の取得や技術の習得を目的にしている。あるいは、単純に娯楽としての面白さや、脳の癒しを求めて本を読むこともある。今日や昨日の自分は、はたして、その目的を果たせているだろうか。

 本を読んで、言葉の表面をなぞるだけでは意味がない。それは例えるなら、見えているだけで見ていない、世の中に関心のないときの目みたいなものだから。
 ここ数日は時間の使い方に関する本を読んでいたけれど、それが自分に影響を与えなくては、つまり僕が変わらなくては、変わるための行動を起こさなくては、本を読むという行為の目的は果たされなかったことになる。

 一方で、情報や知識や言葉の羅列というものは、それ自体が何かしらの意味を持っているのかもしれない、とも思う。
 炭酸水に何かを入れたときみたいに、あるいは静かな川を船が渡るときのように、それは脳のどこかを刺激して、波を立ててくれるのかもしれない。

 結局はわからないのだ。
 結局という言葉も、わからないという言葉も、使うときには抵抗がある。それは思考を止める言葉だからかもしれない。かもしれない、という言葉は嫌いじゃない。嫌いじゃない、という表現も嫌いじゃない。どちらも曖昧さを残していて、決めつけないから、責任を負わなくてもいい。
 こんな言葉遊びのような発見も、何かしらの刺激を得て生まれた感覚なのかな。

 とにかく、僕は変わらなくてはならない。
 そのためには行動が必要で、でも僕にはエネルギーの保存則のようなものが働いていて、だから行動のためには誰かか何かからエネルギーを得なくてはならない気がしている。
 とにかく、本を読むとしよう。

敵は本能(寺)にあり!/「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則 #7.1

使い古された言い回しだけれど、世の中には二種類の問題がある。
やりたいのにやり方がわからない問題と、やり方はわかるがやりたくない問題だ。

時間管理の方法を学んでいる。時間をうまく扱える人はかっこいい。僕はかっこよくなりたい。
ここしばらく『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則』を読んでいるのだけれど、自分は実践が苦手だということがわかってきた。

「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック (BEST OF BUSINESS)

「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック (BEST OF BUSINESS)

ここにいたか、と思う。敵は自分自身だ。
思いつく課題を挙げてみよう。

  • 計画を立てられない。
  • 計画を立てても三日坊主。
  • 計画を立てることを忘れる。
  • 計画した内容を忘れる。
  • 優先順位をつけられない。
  • 優先順位をつけたところで、その通りに実行できない。

自分が嫌いになりそうだ。元から嫌いだけど。
三歩歩くと色々忘れる。生まれは申年だけど。

わかってはいる、というのは、本当はわかっていないのだ。明日は1mmだけでも、変わっていこう。


信長協奏曲」の劇場版がテレビでやっていた。なんか、僕も涙もろくなったなぁ。小栗旬いい役者だなぁ。
そういえば昔は歴史とか全く興味なかったのだけれど、仕事をするようになってからは、特別な思いを抱くようになった。歴史上の偉人だけじゃなく、名も知らないいろんな人たちの積み重ねた想いの上に、今の時代があるのだと。だから僕は必死に生きなきゃ、と。まだまだ、先は長そうだ。

週末定点観測(13週目)

一日はあっという間に過ぎていくのに、一週間は意外にも長い。
七日間は何かをするには短く、何もしないでいるには長すぎる。
長く感じたということは、目的を持って動けていなかったということかもしれない。

活動量と睡眠時間

日付 歩いた歩数 睡眠時間
1/8 日 8,537 -
1/9 月 448 -
1/10 火 7,181 -
1/11 水 5,427 6:09
1/12 木 5,177 5:11
1/13 金 503 -
1/14 土 6,371 -

睡眠時間は大体6時間〜8時間。ランニングの時にトラッキング用のスマホの電源が切れていたことがあったので、歩数はもう少し多いはず。
走っているおかげで筋肉痛と足にマメができ、体脂肪率は5パーセントに戻った。肉つけなきゃ。

よく聴いた音楽

仕事をしながら、ひたすらショパンを聴いていた。クラシックもいいね。

朝食物語 エピソード1/フルグラと豆乳

今週のお題「朝ごはん」

A long time ago in a galaxy far, far away……

まさか、こんなところで出会うとは。
冷蔵庫の上の物陰に、君の姿を見つけて僕は驚く。朝食の貴公子「フルーツグラノーラ」がそこにいた。あなたがこんなにも健康志向だったなんて……父さん!

冷蔵庫の扉を開けると、そこには調整豆乳が入っていた。なるほど、そういうことか。これは、明らかにフルグラにかけるために買われたものだ。
僕には朝食というものがわからぬ。それでも、かのフルグラを必ずや食べねばならぬと決意した。二日ほど前の話だ。

土曜日の朝がやってきた。勝負の日だ。
(土曜だけどBGMはRED PENSIL TEACHERS のFriday is the day♪)

ATAMAYOKUNAR

ATAMAYOKUNAR

そんなこんなで、今朝はフルーツグラノーラを食べました。

時間の使い方とか予定の組み方とか。/「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則 #7

「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック (BEST OF BUSINESS)

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時間はまとめて使うと良い。

ためすぎるのも良くない。足りないのも良くない。
パーキンソンとマーフィーのせいだ。違うか。

計画を立てる予定を立てなきゃ。/「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則 #6

「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック (BEST OF BUSINESS)

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 『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則』の第6章を読んだ。
計画は大事だ、というお話。僕はまだダラダラ癖から抜け出せずにいる。

 チェスをするとき、初心者は今の盤面だけを見て動かす駒を決める。先の手を読めばいい、とわかっているつもりでも、せいぜいが1手か2手先を予想するくらいだ。その場に合わせて対応を決める、というやり方は多分賢くない。それでうまく行くことがあったとしても、計画があればもっとうまくできたかもしれないのだ。眼前の状況に合わせて行動するといえば聞こえはいいが、それは考えることから逃げているだけなのかもしれない。

 僕たちは今日だけを生きているわけではない。今目の前にある仕事を乗り越えることも大事だけれど、将来を見据えて日々を乗り越えなくてはいけないのだ。だから計画が役に立つ。
 計画を立てるという行為を難しく考える必要はない。計画とは、目標と現状を隔てる川を越えるための橋だ。どこからどこへ、いつまでに橋をかける必要があるかがわかれば、どのような橋を、どうやって作ればいいかは自然と明らかになる。
 (僕は「橋をかける」というと夜間飛行を思い出すのだけれど、ここでは、橋をかける仕事の価値は問わないことにする。)

 誰かが言っていた。人は逃げられないことから逃げるから、辛くなるのだ、と。誰が言っていたかは忘れてしまった。
 未来からは逃げられない。まるでRPGの魔王みたいだ、と思った。魔王のでてくるRPGをやった記憶はないけれど。逃げられないなら、どうやって勝つかを考えるだけだ。計画は、僕たちを守る伝説の防具かもしれない。