花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

今年のクリスマスは君と過ごそうと思う

お題「ふとん」

そうだ、これは恋だ。

朝目が覚めると、ひときわ強い引力を感じた。 たとえ海抜がマイナスの地域でも、これほど大きな重力を感じることはないだろう。手足や体が地面に沈み込み捉われるような感覚。甘く柔らかいぬくもり。離れるのが辛くて、あと5分だけでもとすがりたくなる。これを恋と呼ばずに何と呼ぼう。
新しい恋を探していたけれど、こんなところにあったなんて。クリスマス前に気付けて良かった。これで少しは寂しくなくなる。

ふとんが恋しい季節が、今年もやってきた。