読んだ本の記録に「読書管理ビブリア」がいい感じという話
最近は読書を習慣づけたく、毎日30分本を読むようにしている。
すると、モチベーションを高めるためにも、読んだ本の記録を取りたいと考えるようになる。
そこで何かいいアプリがないかなーと探していたところ、「読書管理ビブリア」がかなりいい感じだったのでご紹介。 以下が公式サイト。
読書管理に必要な機能
僕が読書管理アプリないしサービスに求める機能は以下の二点。
- 以前に読んだ本がわかること
- 読んだ際の所感が残せること
まず、僕の読書スタイルはつんどくに近く、同じような内容の本をまとめて読むことが多い。その方が、重複するポイントで重みを測れたり、あるいはそれぞれの違いを楽しんだりできて得だと思っている。
しかし一方で、似た内容の本をまとめて読むと、個々の本が記憶に残りづらく、後になってから「この本読んだっけ?」となることがよくある。
そして再読し始めてから、「あ、これ前に読んだ本だ」と気がつく。それはそれで楽しいのだけれど、やっちまった感が拭えないのだ。
もう一つ。反対に、意図的な読み直しについて。本を読む楽しみの一つは、読んだ時々によってその内容から受ける印象や意味が異なる、というところにあると思う。つまりは読み返す楽しみだ。
良い本に出会ったとき僕は、数年後にまたその本を読むことを想像して嬉しくなる。そのとき僕はどんな風に感じるのだろう。懐かしさなのか、普遍性なのか、新鮮さなのか……。
例えば昔好きだった歌を今になって聴くと、違った良さに気がつくことがある。本も同じで、読むたびに違う表情を見せてくれる。
だから、今その一冊の本を読んで感じたことを、ほんの一行でも一言でもいいから残しておきたい。それは未来の自分へのプレゼントになる。
読んだ本を簡単に記録できて、少しばかりの感想やメモを残せて、数年後も使い続けたいと思えるツールが欲しい。 そんな希望をばっちり満たしてくれるアプリが、「読書管理ビブリア」でした。
長所と短所
個人的に感じた、「読書管理ビブリア」のいいところと悪いところ。悪いところに関してはほぼわがままである。
いいところ
- デザインが良い。見やすく心地いい
- 動作がサクサク。使用していてストレスがない
- スキャンがスムーズ
- 外部サービスへの連携が充実
- バックアップを作成できる
- 重複登録を指摘してくれる
- 無料で広告がない
いやー、これ無料ってすごい。経済成長様様ですね(謎)
全体のデザインはシンプルで見やすく、使い続けるにあたって飽きたりくどくなったりしない感じで好み。
特にいいなって思ったのは、重複登録を指摘してくれる点。あとは、その書籍をカーリルで検索できるといった外部サービスのサポートも嬉しい。
あとは他にも、各書籍について「メモ」(バーコードスキャンによる登録で自動的に書籍情報が入力される)と「感想」の二つの記入欄が用意されているのも地味にポイント高い。本を読む人のかゆいところがわかってるなぁって感じる。
悪いところ
一応もう一度言っておこう、悪いところに関してはほぼわがままである。
iOSでしか使えない、というのはかなりネックかも。パソコンから感想を打ち込みたかったり、そのうちAndroidに乗り換えようと思っている僕にとってはつらい。
デベロッパーが個人の方のようなので仕方ない気もする。到底文句は言えないが、思いっきりわがままを言わせてもらえば、有料買い切りにして資金集めて他のプラットフォームで使えるようにしてくれたりしないものだろうか……。
あとはすっごい細かいところで、バーコード登録する際に、登録→バーコードスキャン、と2タップするのが若干手間。スキャンをデフォルトにして1タップにしてくれてたらなお素晴らしかった。
大企業のアプリとかではないがために、今後の更新やサポートなど不安な点は若干ありますが、それを補って余りある有用さを持った素敵なアプリだと思います。賢者かわいいし。
とりあえず、ようやくBookEverから乗り換えました。。
生活に関するメモ等は全部Evernoteに、と一時期考えていたのだけれど、やはり餅は餅屋というか、管理するものごとにツールを分けるのが最近の傾向なのかな、とも思ったり。