花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

働こう。寝よう。暁はそのうちやってくるはず。

世間はゴールデンウィークだ。今日は穏やかな春の陽気で気分が良く、このゴールデンウィークという言葉の響きも耳に心地がいい。

仕事にも少し疲れてきたから、調べごとのついでにネットサーフィンをしてから気分転換にブログを書こうと思った。

最近は仕事が楽しい。厳密に言えば、仕事が楽しいのではなく、そこで得られる自己成長や学びが僕を楽しくさせるのだ。今の仕事は収入にもすぐには繋がらないし、誰の役にたつとも限らないもので、それでも何かに繋がっていくと思えるものだ。足踏みではなく、前進だと思える何かで、だから楽しい。

いつもいつも中途半端に生きてきた。春休みも夏休みも大抵はダラダラと過ごす。それか休みがない。たぶん、今の若い人たちに多いであろう症状の一つに、物事に真剣になれない、熱くなれないというものがある。僕がそうだ。

何かにはまっても、マイブームのようなものがあっても、あるいは誰かに強制されても、心の底から真剣に打ち込む対象というのはなかった。どこかで手を抜いたり、妥協したりしている。
本気になるのがカッコ悪いとか、そんなことを思っているわけではない。むしろ、本気になれる人を尊敬もするし、羨んでいる。自分もできることならそうなりたい、と。
でも、僕たちは見つけることができない。自分を変えるほどの強い何か、本気になるための意味や意義を、見いだせない。

僕は寝ることが好きで、夜はできることなら10時間寝ていたい。でも、ずっと寝ていると、例えば14時間くらい寝ていると、もうそろそろ起きようかと思える。

同じように、見つからないものも、いつかふと目にはいるのではないか、という気がしている。探すのをやめた探し物が出てくるみたいに。

それまでは、何か未来に繋がりそうと思える仕事をしていこうと思う。