花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

自己観察日記 #4

どうやらこのブログを開設して、もう一年が経つみたいだ。 最近のウェブサービスはこういう記念日をよく覚えていて、マメな恋人並みに知らせてくれる。少し嬉しい。

一年を振り返ると、成長していないところは数え切れないほどある。人格の形成という面では、年齢的に今後そこまで大きな成長は見込めないのかもしれない。それは寂しいから、もっと本を読もう、と思った。

成長したところを数えたい。少しは成長したかもしれない、と思えるところを探すと、僕は前よりも自分に向き合うようになったようなきがする。できるはずないと決めつけることも少なくなった。それは、逃げているだけだということを知ったからだ。ほんの少しの変化だけれど、僕にとっては大事なことだ。今でも逃げてばかりの人生ではあるものの、無意識に逃げるのではなく、選択の結果として逃げることが多くなった。これはいいことなのかそれとも悪いことなのか、少し微妙なところだ。臆病にもなっただけかもしれないから。
あと、この一年間は、古い友人たちにも会う機会を持つようにしていた。今まではそんな勇気も度胸もなかったから、なんだかんだ、僕は成長したのかもしれない。あるいは図太くなったか。

これからの一年は、今までとは違う一年にしたいな。