花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

頭よくなりたい

僕は頭がそこまで良くない。頭よくなりたい、と思うのだから、きっとそうなのだろう。

「難しい」は「やり方を知らない」と同義であることがしばしばある。僕は頭を良くするのは難しいと思っているけれど、それはもしかしたら、単にやり方を知らないだけなのかもしれない。 だとすれば、頭の良さというものを定義して、それを身につけるために何をすべきかを明らかにすることができれば、頭が良くなるのではなかろうか。

この場合まず必要なのは、世間一般的な価値観に基づく頭の良さの定義ではなく、僕個人が考える頭の良さの定義だ。 僕が思うに、頭の良さとは勉強ができることではないし、記憶力がいいこととも違う。適切なインプットとアウトプットが素早くできることである。 インプットとアウトプットというのはキーワードになりそうだけれど、もう少し具体化が必要だ。

頭が良くなりたいとは、どのような状態になりたいことを指しているのか、という側面で考えてみよう。 機転が利くこと。相手の求める言葉を紡げること。豊富な話題とユーモアを持っていること。アイデアの引き出しが多いこと。 こうして挙げてみると、これらはアウトプットに関することばかりだ。 つまり、僕は他人にどう評価されるか、あるいは自分が周囲に与える影響を重視しているのだろう。

続く。