花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

時速1400キロの一日

生活に変化がなくて、インプットが少ないせいであまりに書くことがなくて、だから今日感じたこと、誰の役にも立たないことをまた情報の海に放流する。

家の近くを流れる川を、最近はよく眺めに行く。
この時期は夕方4時頃になると空がオレンジ色を帯びてきて、雲の少ない冬の空の澄んだ青さとの対比が美しい。
同じ景色の中でも、空はいつも違って見える。毎日少しずつ太陽の色が違うから、その色を反射する街も、毎日違って見える。

今日は暖かな陽気だったけれど、川沿いの道に吹く風は強かった。
風は地球の自転に取り残された空気なのかも、と、おそらく間違いであろう想像をしてみる。

自分が前に進んでいる感覚がなくても、流されていても、一日は回っていくし、何かは変わっているのだと思う。
でも、それって嫌だな。それはそれで幸せなことだけど、今はまだ、自分の足で前に進みたいと思う。