雑記
晴れた昼下がりの道を自転車で走っていて、ふと、視界の端に映ったサボテンの花に目が止まった。自転車から降り、近くに寄ってみると、やはり美しい光沢を持った花がそこにはあった。僕はサボテンの花が好きだ。 花を咲かせるというのは、いろいろな物事の比…
大人になるというのは、責任を負うことを知る、ということじゃないかな。そんなことを考えていた。 責任は、旅に出るときの荷物に似ている。安全じゃない道を、あるいは、どこか知らない場所へ行くとしたら、僕たちはきっとたくさんの水や食料といった荷物を…
今日は暑かった。なので、河原で全力疾走してみた。 世の中のいろいろは、変わらないように見えても変わっていく。 30メートルほどの道を本気で走ったら、すぐに息が上がって、久々に心臓の悲鳴を聞いた。 僕の身体も、日々変わっていく。思ったより衰えてい…
こんにちは。 僕は今日、打ち合わせの後に自宅で仕事をしていて、さっきまで好きな曲とかを口ずさんで過ごしていた。 ふとMr.ChildrenのくるみのMVが久々に見たくなって、YouTubeで見てみたら案の定感動してめっちゃ泣けて泣けて。あんなの反則だよ、絶対泣…
今日はあまり天気が良くない。僕は太陽が眩しいという理由で何かするほどではないけれど、それなりにそういった類の影響を受けて日々を過ごしている。本当はカミュは読んだことがないので、この例えは間違っているかもしれないが。 最近肩周りと腰が痛い。Ma…
最近は人と会うことも減ったし外に出ることさえ減ってきた。こんな生活はよくないと思うけれど、だからと言って変える方法が思いつくわけでもない。変える気があるわけでもない。困ったものだ。 考える時間が減っている。目の前の仕事や好きな音楽を聴くこと…
SHISHAMOの「明日も」が素敵。柔らかい声と明るいテンポと、前向きな歌詞が気持ちいい。 平日の仕事や学校、週末の安らぎや楽しみなんていうのは、きっとありふれたテーマで、いろんなアーティストが歌っている。 生活って結局はルーチンで、だけどその中に…
好きなことを仕事にすると嫌いになる、という話を聞いたことがある。本当かどうかは知らない。嫌いになることもあれば、嫌いにならないこともあるのだと思う。世の中の物事は大抵そんな感じでどっちも正しい。僕はそんな曖昧さを好ましく思う。 僕にとって好…
NASAが言ってた。 太陽系と比べて考えてみる。 宇宙のあれこれというのは、いつだってスケールがわかりにくい。普段接することのない単位ばかりだし、1光年がどの程度の距離なのか、kmになおしたところで正直わからない。桁が違いすぎるんだ。だから太陽系と…
ヘミングウェイは偉大だ。 僕はヘミングウェイの写実的な表現が好きだ。 ヘミングウェイは、こんな言葉を残した。 動きと行動を混同してはならない。 英語では、moveとaction。 僕はこのセリフ、あるいは記述を実際に彼の本で読んだことがないので、どのよう…
今週のお題「恋バナ」 僕はすきやきという言葉がどのような料理を指すのか、わからなくなることがある。 昔話をしよう。 まだ僕らが若者で、ガラケーを持っていた頃の話だ。 メールでは機種に依存する絵文字と顔文字で感情を表していたし、切れ目のないLINE…
今週のお題「朝ごはん」 A long time ago in a galaxy far, far away…… まさか、こんなところで出会うとは。 冷蔵庫の上の物陰に、君の姿を見つけて僕は驚く。朝食の貴公子「フルーツグラノーラ」がそこにいた。あなたがこんなにも健康志向だったなんて……父…
時間管理が下手だ。何とかしようと本を読もうと思いつつも、そのための時間を確保することができない。どうしたものか。日本人の生産性は低いと最近耳にする機会が増えた気がするが、僕は生産性の低い労働者の代表とでもいうべき生産性の低さを持つ人間だ。…
一月二日、昨日に引き続き雲ひとつない快晴。 夕方、黄昏時の空に浮かぶのは、細い月と、その隣で明るく輝く金星。 まるで、空がウインクをしているみたいだ、と思った。 その微笑みは、沈んだ心まで照らしてくれる気がした。
今週のお題「2017年にやりたいこと」 少し早いけれど、お題「2017年にやりたいこと」について、思うところがあったので書こうと思う。 と言うよりも、書こうと思ったことがちょうどこのお題に合っていたのだ。 2017年はこのブログを読書感想文ブログにする …
伝えたいことは何か。 一年の最後に、ちゃんと何かを残したい。それは、自己満足だけでなく、どこかの誰かにとって役に立つものであってほしい。 探してみたけれど見つからないから、探すのをやめてみた。 頭に思い浮かぶことを、引き出しに入れておこう。題…
気づくと物事の関連性を探している。これは僕のやっかいな癖だ。 一週間ほど前から、ランニングを始めた。僕は目が悪くて、普段は星なんて全く見えないのだけれど、走った後にはいつも星がよく見える。 多分、目が暗さに慣れることで、普段は見えない小さな…
良い映画を見たときと、恋をしたときの感覚は似ている。 昨晩、布団の中で、ふとそんなことに気がついた。 昨夜、クリスマスに何か映画でも見ようかと思ってツタヤに行って、結局何も借りることなく帰った。映画を見るだけの気力がなかったからだと思う。 ど…
昔嫌だったのに、今はそうでもないことがある。食べ物の好き嫌いと同じように、行動や状況への好き嫌いというのも、少しずつ変化するのだろう。 これは、きっと僕が成長したということで、嬉しく感じる。 あるいは単に、背に腹は変えられないということを悟…
本のいいところは、読み返すたびに違う景色を見せてくれるところだ。 自分の心の有り様によって、同じ言葉でも別の意味に感じられる。 作品に描かれたものの真意はわからない 小学生の頃の国語のテストで、筆者の気持ちを考える、という問題があったように思…
僕たちに与えられた自由は、チェスの駒の動かし方に似ている。 自由というのは、選択の自由のことだ。 どんな手を指すかという決定権は与えられているが、実は選択肢は限られている。 無限に近い広がりを見せるゲームでも、その場その場で盤面を見ていくと、…
僕にできることなんか、いつもの喫茶店でコーヒー飲みながら君を待ってるだけ……。 TOKIOのラブラブ マンハッタンは個人的に名曲だと思う。幼い頃に聴いたせいかもしれない。周囲にわかってくれる人はいない。 僕にできることが何か考えていた。考えても仕方…
前回は、僕の求める頭の良さが記憶力ではなく、他者や周囲にどのような影響を与えられるかで計られる、ということがわかった。 ただ、果たして本当にそうだろうか。 今の僕は、こう疑っている。記憶力そのものは僕の求める頭の良さではなくても、周囲に影響…
体力の衰えを実感した一日。 友人とランニングを始めた。数年前は余裕を持って走れた距離なのに、今日同じ道を走りきった後、僕は多分死にそうな顔をしていた。 最近集中力が足りないのは、もしかしたら、運動不足による体力の低下が原因かもしれない。 この…
僕は頭がそこまで良くない。頭よくなりたい、と思うのだから、きっとそうなのだろう。 「難しい」は「やり方を知らない」と同義であることがしばしばある。僕は頭を良くするのは難しいと思っているけれど、それはもしかしたら、単にやり方を知らないだけなの…
今日の夜に大切な人と会う約束があって、そわそわしている。 別にデートとかじゃないけれど、いいところを見せたい相手だ。 今夜は多分ブログを更新する時間がないし、仕事は手につかないし、少しだけ今の心情を分析しよう。 まず、どうあるべきか。男は冷静…
また流されている。 ある人が言った。人生は川のようなものだと。とめどなく流れ、流され、別れて、つながる。 人に会うと、その人の目を通して自分を見つめ直すことができる。 自分で自分の肩甲骨を眺めることができないように、僕は自分のことを本当は把握…
生活に変化がなくて、インプットが少ないせいであまりに書くことがなくて、だから今日感じたこと、誰の役にも立たないことをまた情報の海に放流する。 家の近くを流れる川を、最近はよく眺めに行く。 この時期は夕方4時頃になると空がオレンジ色を帯びてきて…
たとえ人の気持ちがわかったとしても、それでも自分にはどうすることもできないことがあるのだと、知った。 またすぐ忘れてしまうのだろうけど、今日はそんな出来事のあった日だった。
自分のことを書こうと思う。誰の役にも立たない記事だ。でも、僕のために書く。 「自分のことは自分が一番わかっている」という、本当は自分のことさえわかっていない人がよく使いそうなセリフを、今日使ってしまったから。 実際僕は、自分のことをわかって…