花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

結果と経緯、どちらが大事か。

結果だけじゃなく経緯が大事なんだ、と僕が思う理由を書く。

その結果、すごくどうでもいい文章になった。これこそチラシの裏にふさわしい。
でも、これを書いた経緯を大事にしたい。

前提:結果>経緯

どれだけ経緯が立派でも、結果が伴わなくては意味がない。ビジネスなどではそれが常識的な価値観だ、と僕は思っている。
しかし、果たしてこれは正しいのか。

例えば:人間関係に置き換えてみる

僕は人が好きだ。だから別れが辛い。人と出会えばいつか必ず別れが訪れる。それなら、誰とも出会わないほうが幸せかも知れない。

僕は今、一つの悩みを抱えている。疎遠になってしまったが、また一度、会っておきたい人がいる。
でもその人は僕よりも半世紀長く生きていて、だから、仮にまた会うとすれば、いつか来るであろう別れも同時に覚悟しなくてはならない。
多分、会いたい気持ちが別れのつらさを上回ることはない。

人間関係における結果の判定を、その人との別れの時に行うのならば、結果はいつも望まないものになる。
僕が早くに他界なりすれば話は別だけど、卒業文集の長生きしそうな人ランカーである僕には、おそらくそれも難しい。
健康維持がもたらす結果が他者との別れを多く経験することなら、それも皮肉な話だ。

結論その1:結果<経緯

しかし、僕は人と出会うことが悲劇だとは思わない。思いたくない。
そのためには、結果だけではなく経緯を重んじる必要がある。
いつか別れが来るとしても、共に過ごした時間があればいいじゃないか。くっさ。

結論その2:状況による

ある物事には当てはまり、他の物事には当てはまらない、ということはよくある。
多分、結果と経緯どちらが大事かなどという話も、そうなのだろうと思う。