花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

走りたいのは、自分が憎いからだ

走っていると、いろいろな思いが浮かんでくる。今の仕事についてのことはもちろん、昔のことを思い出したり、もっと哲学的な、考えても答えの出ないような思考がぐるぐると頭の中を巡ることもある。

わざわざ苦しい思いをして、なんで走っているんだろう、とか。理由は多分色々あるんだ。でも、やっぱり根底にあるのは自分に負けたくないという感情だった。その感情は怒りに似ていて、楽な方へ流れていこうとする自分の不甲斐なさ、情けなさに対する熱くて暗い感じのする思いだった。それがいいのか悪いのかわからないけれど、強い動機になっていることは確かで、受け入れて自分の糧にしなきゃと思う。

最近は、「若者の自分探し」なんてものを聞くことも少なくなった。その代わりなのかはわからないが、瞑想とかマインドフルネスとか、そういうものは広く知られて流行ってきているような気がする。自分のことって意外とないがしろにしがちだから、こういう傾向を僕は好意的に捉えている。

僕自身も、最近禅に興味を持ち始めた。とは言っても、まだ何も知らない。まずは形から入って、坐禅を始めてみようと思う。調べてみると、地元でもお寺や地域の人たちの集まりで、色々な会があることがわかった。今度参加してみよう。

今日はいつも以上に思考が散乱している。週末の夜には、優しくて少し明るい歌がよく似合う。心地いい音楽を聴きながら眠りにつきたい。 エラー処理に追われる仕事のことは、少しだけ忘れよう。明日の朝まで。

明日はもう少し早い時間にブログを書こう。そうすればまともな文章になるはず。いつもこんなボロボロじゃないんだ。明日は今日よりも良い日になるよ。きっと。

書きたいことはいろいろあるはずなんだ。でも、それは全部が言葉にできるわけじゃない。こんなとき、もしもギターが弾けたなら、あの歌詞を口ずさむのにな。

「言葉にできない想いがあなたの心に響きますように」