花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

午後5時の怠惰スパイラル

最近は人と会うことも減ったし外に出ることさえ減ってきた。こんな生活はよくないと思うけれど、だからと言って変える方法が思いつくわけでもない。変える気があるわけでもない。困ったものだ。

考える時間が減っている。目の前の仕事や好きな音楽を聴くことに夢中で、自分の思考と向き合う時間が減っている。これはよくない傾向で、だから何かしなきゃいけない。
これから先のことを考えなくてはいけない。誰も先の道を示してはくれないのだから、自分で自分の行く道は定めなくてはならない。

真剣に生きていないのだ。ギリギリで生きていないからだ。必死に考えずとも、なんとなくまだ生きていけると思っていて、自分を甘やかす。

少し前に、締め切りに関する心理についてのTEDを聞いた。夏休みの宿題を夏休み後半まで手をつけないのは多くの人が経験することだ。僕は夏休みが終わってから慌て出す子供だった。

世の中は大雑把に見れば多分公平で、それは怠け者には厳しいということで。なんか自分の怠け癖が嫌になって気分転換をしようと思ったのだけれど、気分転換にも色々な障害がある。お金がなくてもできる僕なりの気分転換は走ることくらいで、でも最近は花粉のせいで全く走らなくなってしまった。図書館に行けば仕事に関する本にしか興味が持てず、気分転換にならない。小説を読むのは飽きた。学問的な本を読むのも一時期は好きだったが、すごく疲れるので今は嫌だ。

動かないせいか食事もあまりおいしくない。睡眠の質も低い。だから余計に日中は外に出る気が起きない。完全に怠惰スパイラル。

こんな日もあるさ。深呼吸のようなため息をついてから、時間が解決してくれることを祈る。
とりあえず僕が今日不甲斐なく生きていたという記録をここに残す。とりあえずまた、仕事がんばろ。