花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

10光年先を目指して。

どうしても近くのものばかりを見てしまうから、目が悪くなるんだ。
昨年のことも、先週のことも、すぐに忘れてしまう。覚えていることは僅かで、それは遥か彼方の星のようにさえ思える。
未来の僕は今と同じように目が悪くて、だから昔のことなんてほとんど見えないのだろう。

10年後に「あの頃は必死だったなぁ」って言えるように今を生きたい。
人と比べてどうとか、効率的かとか、そんなことよりも。
必死に動けば熱が生まれる。熱は光だ。強く光れば、それがどんな色であっても、遠くからでも見える。今までもそうだったように。

不安や自分の無力さ、不甲斐なさに苦しむ、この日々を忘れたくない。忘れてはいけない。
忘れずにいるためにも、必死に生きなきゃ。