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花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

恋は信仰に似ている

あぁ、この人にはきっと、僕とは違う景色が見えているのだろう。
会話をしていて、あるいは誰かの書いた文章を読んでいて、そんな風に感じることがある。

それは、僕の見ているものより鮮やかなのだろうか。美しいのだろうか。

昨日の自分も、今日の僕とはまるで別人だ。
恋が終わったときに一番辛いのは、変わるはずがないと思っていた自分の心が変わってしまったという事実かもしれない。今と過去、どちらがよかったのか。正しかったのか。未だにわからない。
歳を重ねるとともに、いろんな心境の変化を経て…それは成長と呼ばれるものなのかもしれないけれど、自分という人間が余計に捉えにくくなった。

信仰の有無にかかわらず、誰もが色々なものを信じている。
何かを信じるということは、自分という構造物を支える柱を立てる行為なのだろう。人は信じるという行為によって自分自身を支えているのだ。
人によっては、それが恋であったり、自信であったりして、だからその信仰を失ったときは自分が傾いてしまう。大きな柱であればあるほどに。

僕は自信も恋も失くしてしまったけど、それでも変わらず信じていることがあって、そのおかげで頑張れる。
未来は、今よりもよくなる。
明日はきっと、今日とは違う景色が見える。