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花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

旅先の日常に思う

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旅行に行っても変わるのは気温くらいだな、と思った。

日常を忘れるということもなく、自分が何か変われるわけでもない。気分転換が下手なのかもしれない。あるいは、東京と大して変わらない旅先の街並みのせいかも。考えてみたけどわかりそうにはない。確かなのは、太陽のせいではないということくらいだ。

 

自分のことを、つまらない人間だと思う。

客観的に見れば、他の人にない経験はしているし、自分でもそうなるよう努力してきた。物事への感じ方も、他の人とは少しずれているようにも思う。だけど、世の中の人たちは、皆もっと色んなものを抱えて、感じて、生きているような気がするんだ。

僕が今夢見ているのは、ただ穏やかな生活を送ることで、人に話したら「そんな野望のない社長いるんだ?」と笑われた。

ただ人並みの幸せが欲しくて、穏やかな日々を望んでいて。でもそれが難しいって思うから、そのために今は成長しなきゃいけない。

 

今読んでいる小説の主人公は、運命的な女性と出会えたら、つまり恋に落ちたら、すべて変わるんじゃないかと希望を抱いている。自分が世の中に感じている不満や居心地の悪さも、受け入れようと思えるほどの出会いが、もしかしたらあるんじゃないか、と。

僕は、そんな都合のいいものないだろうと思いつつも、やっぱりどこかで同じような期待をしてしまっている。でも、だからこそ毎日精一杯頑張ろうと思う。今日、運命の出会いがあるのかもしれないのだから。

 

旅先でも、国内なら街並みは大して変わらない。同じように働く人たちがいて、似たような車が走っている。目の前の光景を別の形で捉えたいと思ったら、結局のところ、景色を映す心を変えるしかない。大事なのは、気の持ちようだ。楽しまなきゃ。