花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

自己観察日記

生きるのは楽しいとかそういう強がりについて

ふと気がつくと年を取っていて、もうとっくに子供じゃない年齢になっている。 10代の頃は、電車に乗っている疲れた顔した大人たちを、自分とは別の種類の人間なんだって思ってた。 スーツを着て働く自分の姿も想像できなかったし。 それから10年経って、僕も…

きっと忘れるので、どうでもいいことを書く

僕は記憶することが苦手だ。あるいは、記憶を思い起こすことが苦手だ。どちらかはわからないが、とにかく物事を後から思い出すことがうまくできない。うまくできない、というのは主観であり、相対的なものだ。他の人はもっとうまくやっているように見える、…

自己観察日記 #10

また一つ、歳を重ねた。 そろそろ、誕生日が嬉しくなくなる歳だ。そう思っていたし、そんな予感がしてた。でも、実際に誕生日を迎えてみると、意外と嬉しい。 誕生日を覚えてくれている人がいて、知らせてくれるSNSがあって、一方で、祝ってくれないパーソナ…

少年の頃、泥だんごを磨いた。磨けば磨くほど、それは宝物のように、美しく思えた。

泥みたいな今の自分も、磨いてみたら好きになれるかなぁ。 知れば知るほど、自分が何も知らないということがわかってくる。この事実はずっと前から知っていた。しかしそれさえも知った気になっていただけなのだ。 自分の成長の遅さに嫌気がさす。でも、それ…

働こう。寝よう。暁はそのうちやってくるはず。

世間はゴールデンウィークだ。今日は穏やかな春の陽気で気分が良く、このゴールデンウィークという言葉の響きも耳に心地がいい。 仕事にも少し疲れてきたから、調べごとのついでにネットサーフィンをしてから気分転換にブログを書こうと思った。 最近は仕事…

自己観察日記 #0

今日はブログの整理をしている。下書きに以下の文章が残っていて、せっかくだから削除せずにしておこうと思った。でも書き直したりする気も起きないから、そのまま公開してみる。へー、こんなこと考えてたんだ。結論は今でもわからないや。 今日は一日予定も…

自己観察日記 #9

最近楽しいことはありましたか? この数年で一番楽しかったことは何ですか? 先週の僕は、この質問に答えることができなかった。 僕は数年前から、Day OneというiPhoneアプリで不定期に日記をつけていて、そのアプリでは書いた文章を検索することもできる。…

自己観察日記 #8

世の中の多くのことには原因や理由があると僕たちは知っている。「多くのこと」とは、「ほとんどのこと」かもしれないし、「すべてのこと」かもしれない。だから、今日の自分が怠惰で行動が遅いことにも、久々に行う複雑な仕事を前にして思考が停止しそうに…

自己観察日記 #7

今日は自己反省日記。 努力や苦労といった言葉は、積み重ねられるもののように扱われる。それはまるで財布の中の万札みたいに、きっと少しずつ減っていくんだ。働いてお金を稼いで貯金するのと同じように、努力や苦労も、貯めておかなくては減っていく一方だ…

自己観察日記 #6

脳が動くのを嫌がっている。そうとしか思えないときがある。今だ。 何かを書いては消し、消しては書いて、そんなことを繰り返して時間だけが過ぎる。 サン=テグジュペリの夜間飛行は、初稿からは随分多くのシーンや記述が削られた、と聞いた。完成されたデザ…

自己観察日記 #5

本を読むことが嫌いになってしまった。かもしれない。 いつも読む本は、物語だったり、実用書だったり、あるいは日々の生活とは関係のない学問の本だったりするのだけれど、今はどれも読みたくない。 今日は昼前に図書館へ行き、なぜだか目に止まった本を開…

自己観察日記 #4

どうやらこのブログを開設して、もう一年が経つみたいだ。 最近のウェブサービスはこういう記念日をよく覚えていて、マメな恋人並みに知らせてくれる。少し嬉しい。 一年を振り返ると、成長していないところは数え切れないほどある。人格の形成という面では…

自己観察日記 #3

このところの僕は、ひどく腑抜けている。 元カノから恋愛相談を受けているせい、ということにしておこう。きっとこういうときは誰だってこんな気分になる。 良い習慣は身につけることが難しく、一方、悪い習慣は容易に身につく。そんなことを実感している。…

自己観察日記 #2

あらゆる行為には何かしらの目的がある。これはどうやら確からしい、と僕は感じている。 本を読むという行為を日課にしたい、と昨年末の僕は考えていた。そして、今年に入ってからしばらくの間は、ほぼ毎日、本を読む日々を送っていた。 でも、その行為の目…

自己観察日記 #1

何かの偶然でこの記事にたどり着いてしまった方へ。 おそらくここにあなたの期待するコンテンツはありません。すみません。 もしも、あなたが他人がどのようなことを考えているかを知りたい人なら、少しは役にたつかもしれません。思考を垂れ流します。 自分…