花びらを数える日々

チラシの裏、ときどき星の屑

マルチペンを巡る葛藤やら何やらについて

気づけば、僕はマルチペンを探している。 筆記具を求めているのは、何かを書きたいという衝動の波紋のようなものなのだろうか。あるいは、単なる所有欲によるものか。 どちらにせよ、僕はペンを欲している。 昨日は、インクレスペンという金属チップによって…

思考のごみばこ

自分自身を取り巻く相対性について。 幸福論とかそういう難解なものを語りたいわけじゃないのだけど、たまに自分の幸せが何なのか考えてしまったりする。 それは相対的なものなのか、あるいは絶対的なものなのか。 このところ人と接する機会が増えて、それに…

生きるのは楽しいとかそういう強がりについて

ふと気がつくと年を取っていて、もうとっくに子供じゃない年齢になっている。 10代の頃は、電車に乗っている疲れた顔した大人たちを、自分とは別の種類の人間なんだって思ってた。 スーツを着て働く自分の姿も想像できなかったし。 それから10年経って、僕も…

美しい対比と沈黙の世界/「ファースト・マン」感想

2月8日に公開された「ファースト・マン」を観た。 とてもいい映画だった。とてもいい映画だったと誰かに話したくなったが、とてもいいという言葉だけではあまりにも足りなかったので、ここに書くことにする。 デイミアン・チャゼル監督の作り出すコントラス…

きっと忘れるので、どうでもいいことを書く

僕は記憶することが苦手だ。あるいは、記憶を思い起こすことが苦手だ。どちらかはわからないが、とにかく物事を後から思い出すことがうまくできない。うまくできない、というのは主観であり、相対的なものだ。他の人はもっとうまくやっているように見える、…

思考と嗜好の蓄積と指向について

卵が先か鶏が先か。 以前たしか、摂取したものの蓄積で人格は作られるのかもしれない、というようなことを考え、書いた。 しかし、それは本当は逆なのかもしれない。 人格やら自身の核となるものが予め存在していて、それが無意識に働きかけ摂取するものを決…

物語を摂取することとその弊害について考えた

物語を摂取することとその弊害について。 僕は小説も音楽も映画も演劇もゲームも紙芝居も絵本もアニメも好きだ。 そういえば、君はDDなんだねと昔付き合っていた子に言われた。誰でも大好きの略で、それは僕の短所でもあるらしい。しかし節操がないわけでは…

2019年はブログを書いたり真剣に生きたり/今週のお題「2019年の抱負」

今週のお題「2019年の抱負」 新年が始まった。 今日は一月七日なので、もう元日から1週間が経つ。一年のおよそ52分の1はすでに終わったのだ、と考えると、まさに光陰矢のごとしだ。 今日から仕事を始める人も世には多かろうが、僕は先週から少しずつ細々と…

面白くなかった映画のことを初めて書く/ギャラクシー街道

ギャラクシー街道を観た。面白くなかった。そのことについて、書き残しておこうと思う。 僕は大人になるにつれて、色々な映画を観るようになった。 昔は苦手だった難しいストーリーも、流行りのアニメーションも、少し古い白黒の映画も、それぞれに良さがあ…

読んだ本の記録に「読書管理ビブリア」がいい感じという話

最近は読書を習慣づけたく、毎日30分本を読むようにしている。 すると、モチベーションを高めるためにも、読んだ本の記録を取りたいと考えるようになる。 そこで何かいいアプリがないかなーと探していたところ、「読書管理ビブリア」がかなりいい感じだった…

家計簿に見る宇宙。

家計簿をつけている。 家計簿といっても、出金と入金の額と内容の概要を記すだけの簡単なものだ。 今財布の残高を確かめてみたら、そこには840円の誤差があった。財布の中身の方が少ない。 僕はなぜだか、人生の大いなる神秘を発見した気分でいる。 840円の…

パーソナリティーを温ね、優しさを知る / 自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

本を読んだ感想をだらだらと。内容についてはあまり触れていない読書ログ。今回はちょっと我ながらあまりにもなログになってしまったので、本は読んでもこの記事は読まないでほしい。 読んだ本は、「自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義」。 自分…

私と僕、さよならとまたね

昔、好きな作家や小説について人と話したことがある。 こういう文体が好き、とか、そういう話。 今では特にこだわりもなくなって、結局人間と同じで総合的に作品を評価するのだ、という結論を抱いている。 ふと、個人として書く文章において好き嫌いがはっき…

隣の芝は青く見えるが、それは本当に青いのか。

隣人と常日頃から切磋琢磨している、という人はおそらく多くはない。 今日テレビ番組でやっていたが、ある調査によるとライバルと呼べる相手が身近にいる人の割合は十数パーセントにすぎないらしい。 日々生きていると、年を重ねるにつれ、周りの芝が青く見…

美しい想いは、美しいというだけで価値がある

いろいろなことを考えていると、どうしても気持ちが暗くなりがちだ。 それは、いろんな絵具を混ぜると濁ってしまうのに似ている。 ひとつひとつは綺麗なはずだ。根拠はないけれど、そう思う。 この世界には沢山の美しいものがあって、僕はそれを数えて生きて…

十年後の八月もまた新しい音楽を聴き続けたいと願う、夏の雨の夜

30代を過ぎると、人は新しい音楽を聴かなくなる。というネットニュースが数年前から流れている。 33歳だったり、30歳と半年だったり、それぞれ何かしらの調査による裏付けがあってのものなのだろうけれど、いずれにせよ僕らは歳を重ねると知らない音楽への興…

雨の休日、束の間の春の再来、格好良すぎる音楽との衝撃的邂逅。

昨日から東京事変と椎名林檎さんの曲を聴き始めた。 誰かに伝えたいとかより、このことを心に留めておくために書き残したい。 まず出会いについて書いておこう。 いつだったかのワールドカップのテーマ曲として使われたNIPPONという曲を、彼女が紅白で歌って…

空が愛しき春の夕べ

今日は綺麗な夕焼けを見た。空の美しさというのは写真では伝えることができなくて、その特別さがまた魅力でもある。 これは、僕が写真をうまく取れないことに対する言い訳ではない。 写真集で見たあの空もきっと、本当はさらに美しいのだ。そんな風に考えた…

新入社員、あるいは初心を思い出した自分へ

新年度が始まり、新社会人をはじめとする新しい環境に身を移す人へ向けたメッセージを多くの人が発信している。 最近になってようやく始めたツイッターのタイムラインや、たまたま見つけたブログのエントリーにもそれはあって、なんだか自分まで勇気付けられ…

友人の誕生日を祝うということ。

友人の誕生日を祝うこと、そして返事の来ないバースデーメッセージについて、意義を考えてみた。 僕は、友人の誕生日にはメッセージを送ることにしている。 昨日は友人の誕生日だった。 そして、メッセージに対する返事はまだない。 友人とは 僕にとって友人…

空に夢見る月食前夜

どこか遠く、今よりもずっと高いところへ行きたいと思うとき、僕はよくイカロスの神話を思い出す。 蝋で固めた作り物の翼で飛び、太陽に近づいて墜落した話。作り物の翼でもいいし、太陽まで行く気もないから、空を自由に飛べたらいいなって。 一方で、本物…

星は自分がつぶれないために輝く、という話を聞いた。

僕は星が好きだ。宇宙が好きだ。でも好きというにはあまりにもそれらについて知らなすぎるので、少し学ぶことにした。 gaccoという動画学習サービスがある。ウェブを通じて大学等が学習機会を提供してくれる素晴らしいサービスだ。 そこで、観測的宇宙論入門…

Backup & Update/お題「2018年の抱負」

今週のお題「2018年の抱負」 2018年はバックアップとアップデートの年にする。 一年を終えるとき、その一年間で自身がどれだけ成長したかが明確で、その成長に満足できる人はどれだけいるだろう? 僕は、現在の自分が今までで一番の自分であるべきだと思って…

今年の自分の棚卸。

さて。そろそろ年末らしいことをしよう。 今年、自分にとってはどのような年だったのか、何を学び、何を思ったのか。少しまとめておきたい。 僕は日頃から、ブログというのは誰かの役に立つものでなくてはならない、というある種の強迫観念めいたものを感じ…

恋話をしている男はかっこわるい。

彼らは、はたから見れば馬鹿みたいに浮かれ、論理も忘れ、自分勝手な妄想に浸っている。 恋バナをしているような男というのは、だいたいがそんなもので、救いようがないほど格好悪い、と僕は思う。 でも。 男という生き物は、格好良いかどうかは別としても、…

私の頭の中のスポンジ

同じ事柄について、何度も考えてしまうことはないだろうか。 考えを巡らせているとき、ふと以前にも同じことを考えていたなと思い出す。 僕の場合は、仕事のことや人生のことなど、明確な答えの出ない考え事をしているときに特に多い。 これは無駄なことなの…

全力で逃げるふりをする。

生きることは逃げることなのかもしれない。 あなたが働くのは、貧困や社会性の欠如から逃れるためではないだろうか。 あなたが本を読むのは、無知な自分や退屈な時間から逃げるためではないだろうか。 あなたが音楽を聴くのは、食事をするのは、夜眠るのは………

いい人でいること。どうでもよくないこと。

いい人でいるべきか否か、それが問題だ。 僕は意識的にも無意識的にも、いい人であろうとしてしまう人間だ。 きっと、同じような人はこの世界に沢山いる。 最近、仕事でもプライベートでも、顔も知らない人に対していい人であろうとしすぎる自分に気がついた…

レポートを書きたいとき、ブログを書く/お題「私がブログを書きたくなるとき」

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」 幼い頃、ポケモンのゲームをやった。楽しかった。 あれは確か、データの保存を「レポートをかく」ことで行うことができた。当時はレポートというものが何かを知らず意味がわからなかったけれど、今は納得できる…

結果と経緯、どちらが大事か。

結果だけじゃなく経緯が大事なんだ、と僕が思う理由を書く。 その結果、すごくどうでもいい文章になった。これこそチラシの裏にふさわしい。 でも、これを書いた経緯を大事にしたい。 前提:結果>経緯 どれだけ経緯が立派でも、結果が伴わなくては意味がない…